ターミナルは、文字でコンピューターへ命令する場所だ。macOSなら「ターミナル」、Windowsなら「Windows Terminal」を開けばいい。

黒い画面に文字が並んでいるだけで、少し身構えてしまいます。

最初に使う命令は多くない。まずはこの5つだ。

pwd
ls
cd projects
mkdir hello
cd hello

上から順に、何をしているんですか?

pwd は現在地の表示、ls はその中にあるものの一覧、cd は場所の移動、mkdir は新しいディレクトリの作成だ。

ディレクトリはフォルダーと同じ意味ですか?

普段の操作では同じものと考えていい。ターミナルで大事なのは、自分が今どのディレクトリにいるかを意識し続けることだよ。

移動には省略記号も使える。

cd ..
cd ~/projects
cd -

.. はひとつ上、~ は自分のホームディレクトリ、- はひとつ前にいた場所を表す。

命令をたくさん暗記しないといけませんか?

暗記より、形を知る方が早い。ほとんどのコマンドは「コマンド名 オプション 対象」の3つでできている。

ls -a ~/projects

ls がコマンド名、-a が動きを変えるオプション、~/projects が対象だ。この形で読めば、初めて見るコマンドでも構造は追える。

打ち間違いが多くて、長い名前を毎回入力するのが大変です。

入力の途中でTabキーを押すと補完される。上下の矢印キーを押せば、前に実行した命令も呼び出せるよ。全部を手で打つ必要はない。

ひとつだけ注意を。rm のような削除の命令は、ゴミ箱を経由せずに消える。意味と対象を自分の言葉で説明できるようになるまで、急いで使わなくていい。

分からなくなったら pwdls で確かめれば戻れそうですね。

いい習慣だよ。「現在地を確認してから操作する」。この流れさえ身につけば、ターミナルは怖くない。次はNode.jsを用意しよう。