値に名前をつけられたので、次は計算だ。足し算は +、引き算は -、掛け算は *、割り算は / を使う。

const price = 800;
const taxRate = 0.1;
const total = price + price * taxRate;

console.log(total);

答えは880ですね。掛け算が先に計算されるんですか?

そう。普段の算数と同じで、掛け算と割り算が先だ。順序をはっきりさせたいときは丸括弧を使える。

const total = price * (1 + taxRate);

+ は、文字列をつなぐときにも使えるよ。

const firstName = 'Type';
const lastName = 'Script';
const fullName = firstName + lastName;

console.log(fullName);

同じ記号でも、値によって結果が違うんですね。

その通り。今は「数値どうしなら加算、文字列どうしなら連結」と覚えておこう。値の種類そのものは、もう少しコードを書いてから詳しく扱う。

ただ、文章の中に値を混ぜたいとき、+ だけで書くと読みにくくなる。

console.log('合計は' + total + '円です');

引用符と記号が交互に並んで、どこが文章なのか分かりにくいです。

そこでバッククォートを使う書き方がある。${ } の中には値や計算を書けて、その結果がそのまま文章に埋め込まれる。

console.log(`合計は${total}円です`);
console.log(`税抜き${price}円、税込み${price * (1 + taxRate)}円`);

完成した文章の形が、そのまま見えますね。

この書き方をテンプレートリテラルと呼ぶ。表示用の文章を組み立てるときは、こちらの方が読みやすいことが多い。

プログラムは、受け取った値から新しい値を作ることの積み重ねだ。次は、作った値を比べて処理を選んでみよう。